◆塗料 色選び 1 基本は「染料」と「顔料」から。

外壁だけに限りませんが、塗料選び・色選びをする前にしっておいていただきたい基礎知識があります。

塗料は「溶剤」と「顔料」によってできているということです。

一般的に外壁塗料と呼んでいるのは「溶剤」にあたり、色を溶かす役割をするものです。

アクリル系やシリコン系と呼ばれているのがそれで、溶剤のことです。

顔料というのが絵の具の色に当たります。

みなさんが屋根の色を何色にしようかと考えるときの色で、これは顔料を選んでいることになります。

屋根の塗装でも外壁塗装でも、機能や性能は染料によって決まります。

ですから屋根の塗装を工務店などに依頼した場合には、まず染料の選択で屋根にどんな機能をもたせるか、たとえば耐用年数重視なのか、断熱性重視で省エネになる屋根にするかなどで染料を決めます。

次にどんな色(顔料)にするか、色選びを行っていきます。

◆塗料 色選び 2 「家族で良く話し合った」納得のいく色で。

屋根の塗装は、基本的には機能性重視であるべきです。

なぜなら屋根は住宅という建物の中で1年365日外気にさらされる過酷な条件下にあるからです。

工務店のプロの方の意見を基本にして機能性重視の染料を選びましょう。

染料によっては希望どおりの色が使えない場合もりますから、そうした場合は、「この色が好きだから」と色選びを優先させてしまうのはおすすめできません。

色は第2のポイントと解釈しておくべきです。

次に大切なことは、屋根や外壁の色は、一度塗ってしまうと簡単に塗り替えることができません。

それだけに家族で良く話し合って、納得のいく色選びを行ってください。

機能と好みの色にあった塗料をつくりだしてくれます。

色の濃淡も大事です。

屋根の場合は原則として汚れの目立たない濃い色で、外壁との色のバランス・コントラストを考えます。

実際に塗る前の色と塗り上がった色の感覚は異なることが良くありますので、最終判断は塗料と塗装のプロである工務店の方に聞きましょう。

◆塗料 色選び 3 奇抜すぎない色で「家並みとの調和」を大切に。

新しくできた区画整理事業などの町に家を建てたりするのとは違って、古くから住んでいる町で住まいの補修やリフォームを行う場合、屋根の色は、隣近所や周辺の家並みを参考にして決めていくことも念頭におきましょう。

赤が好き、黄色が好き、目立つ屋根にしたいからといってあまりにも奇抜な屋根になってしまっては、後々まで肩身の狭い思いをすることがあります。

町の品位や景観を損ねるといって住民の反対にあい、訴訟問題にまで発展したケースがあります。

みなさんはそのようなことはないと思いますが、町並みに映える家というのと奇抜な家というのは意味が違いますから、個性的な色使いもほどほどのところで折り合いをつけていきましょう。

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