◆塗料 種類選び ポイント1 塗装する部位によって変わる。

機能性塗料というと少しむずかしいイメージがありますが、一般の工務店などでは「特殊塗料」という呼び方で機能性塗料を扱っています。

施工先はさまざまですが、地域に根ざした工務店では一般家庭や公共施設がメインとなりますから、ご自宅の屋根や外壁、敷地境界線の壁などを多く手がけています。

もちろん機能性塗料のほかにも、アクリル樹脂をはじめとする従来からの塗料もあり、塗装する部位や地域の気候、特殊な環境条件によって塗料の種類や選びのポイントが変わってきます。

◆塗料 種類選び ポイント2 いまどきの屋根に適した塗料。

住宅という建物の中で、屋根はもっとも過酷な条件下にあります。

直射日光・紫外線をまともに受けつづける部位だからです。

雨・風・雪、台風、四季の寒暖差、さらに現代では環境悪化による公害物質・化学物質の影響も受けやすくなっています。

こういった変化を一身に受けとめ何十年ものあいだ住まいと家族を守りつづけるのが屋根の役割です。

そこで、屋根には多少のお金がかかっても機能性にすぐれた塗料を使ったほうが、結果的に住まい全体のメンテナンスコストが安く済むと考える人が増えてきました。

昔のように耐久性や美観を保つといった解釈だけで塗料を選ぶことがむずかしくなっています。

◆塗料 種類選び ポイント3 安価な塗料よりも機能性にすぐれた塗料。

たとえば安価な耐用年数の短い塗料を使うよりは、断熱・気密性や耐水性にすぐれた特殊塗料を使ったほうが、雨漏りや湿気の浸入防止効果が長期間持続します。

断熱・気密性に富んだ塗料であれば、屋根から伝わってくる外気温が住戸内に伝わりにくくなるため、夏の冷房コストや冬の暖房費用もそれだけ少なくて済みます。

もちろん屋根だけには限りませんが、塗料の種類選びは、施主のみなさんがこのようなポイントをどう考えるかによって変わってききます。

塗料の機能や性能を見極めたうえで、最適な塗料選びを実現しましょう。

◆塗料 種類選び ポイント4 塗料の系統と特徴の把握。

従来からある一般的な塗料には、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂などがあります。

また自然石調仕上げといって、自然石の質感があり褪色性、耐久性・耐汚染性に高い効果を発揮するセラミック系の塗料もあります。

紫外線のパワーで外壁の汚れを分解する光触媒系の塗料や太陽光の熱を遮断することで、夏冬の省エネにつながる遮熱塗装などもあります。

セラミック系・光触媒系・遮熱系の塗料などが機能性塗料と呼ばれています。

屋根に適したもの、同じ屋根でも重ね塗りか、塗り替えかなど、現状の屋根を工務店などが調査し、打合せをしながら最終的な塗料・方法を決めていきます。

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